つぶやきしぶちん
今宵は
2009年05月29日 | つぶやきしぶちん
つぶやき~
「今夜は2台納車」
仕事帰りのスーツ姿でHさんはパンダを引き取りに
いらっしゃいました。
今回はタイミングベルトを含むエンジン回りの整備でした。
これで当分安心です。
部品代も整備代金もが安く感じられたようで近々、ショックを含む足回りの
整備も依頼して頂きました。
50代にして30万円のパンダに恋したわけです。
30万円のエクスタシー
こりゃオモシロイ、もうちょい良くするべ!もうちょいこのパンダを
長生きさせよう!
という気持ちになったのですね。
あと何年後でしょうか?僕らはモーターの音を聞きながら
電気自動車を走らせるの時代がやってきます。
・
ルノー8のオーナーさんのSさんも車を引き取りに
やってきた。
毎日、忙しく繁盛店を切り盛りしてらっしゃる。
休みなど殆ど無いだろうと想像がつく。
大好きな8もなかなか走らせる機会も少ないようで
今回も車検がとっくに切れていた。
一時期、こんなに乗ってあげれないなら手放そうかとも思い
僕は相談を受けた事もありましたが。。。
やはり宝物は宝物。
Sさんは久しぶりの感触とエンジンの音、匂いを感じながら
走って行きました。
顔は・・・そう「ニヤリ」としてましたよ^^
「CG」(カーグラじゃないよ!)
昔話ですが、日本に初めて輸入された1台を手に入れました。
そのちっぽけなフランス車の名前は「CGクーペ1200S」
おそらく日本でCGに一番、長く・多く「乗った」のは僕だろう。
全塗装もした。
配線を全部やり直した。
水周りを一新した。
マフラーを換えた。
まんず、あれこれやった1台でした。
短期間で車を売り買いしていた僕にといってお気に入りで
長く乗って楽しんだ1台でもあり、車を自分好みに仕上げる
という事を徹底的にした1台であり、あの車を所有してから
イベント出場や仲間が増えたキッカケの1台でした。
ひょとしたら僕にとって、今の仕事の原点になる車だったような
気がします。
おそろしくお金使いましたが(汗)
そのCGを輸入したショップが引き続き2台、CGをフランスから
輸入したのでした。
そのうちの1台が、今回、弊社に入庫したCGです。
輸入される前、現地で(その頃はまだ赤黒のツートンカラー)の
試乗シーンを撮影されたビデオをショップオーナーからもらった事がありました。
コンプレッサー付のチューニングエンジンを搭載している
そのCGは明かに僕の乗っていたCGとは違う音、速さで
駆け抜けていました。
そのビデオはかなり昔に誰かに貸してそのまま行方不明
でありました。
・
話は飛んで
Mメカが弊社に来てすぐの事ですが何やらミッションを組んでいました。
聞けば、CGのレストアを受け、Mメカが途中までやっていたのです。
札幌にKIに来ることになり車はやむなくオーナーさんに戻したのです。
ミッションは途中だったようで、札幌で組まれオーナーさん送られました。
そんな繋がりもあり
「このCGをいつまでも放置プレイしておくのは可哀相」
また「このCGを本来の姿に戻せるのはMメカしかいないだろう~」
そんな想いから、オーナーさんが弊社にこのCGを託して下さいました。
車は塗装が終わり(とは言え塗られたのは6年も前ですが)
足やミッションのOHが終わった状態。
必要な部品は全て揃っている。CGクラブがその昔30枚新品で
作ったフロントガラスの残り最後の1枚もあります。
ある意味、Mメカも途中まで携わった一人なので
今回は腰を据えて仕上げにかかれるというものです。
CGを日本で一番走らせ、隅の隅まで知っているオッサンと
CGを途中までレストアし、部品を集めたオッサンのいる店へ
このCGはやって来たのです。
これって必然かとも思うのです。
(画像は89年のFBMにて~妻が抱っこしているのが長男)
車1台と部品が入った段ボール箱が10箱くらいありました。
その中に当時の赤黒の写真とビデオが入ってました。
古びたビデオのタイトルの「CGクーペ」と書かれていました。
良く見ると僕の字じゃありませんか!(笑)
このビデオ回りまわってオーナーさんが持っていたのでした。
昨夜、そのビデオを息子と見ました。
元気良く走るCG!
エンジンを分解したMメカに聞くと「とんでもないエンジン」だそうですよ。。
この頃のようにもう一度、見違えるような美しさを取り戻して
走らせたいですコイツを!
(さて・・・いつのことになるやら^^;;;)
(画像は91年のコッパデコウミにて、シムカ繋がりで大好きな
アバルトの横で撮影した。色は黄色に塗り替えた頃)