レストア日記
RENAULT 5 TURBO
2012年06月11日 | レストア日記
赤いターボ1の完成ご報告!
ウマにかけた状態でスピードメーターの作動は確認出来ておりましたが
先程、走行してビンビン動く針に安堵の管理人でありました。
メーター作業風景は少し画像を撮影しているので後程、詳細も
含めUPします。
まずは美しいターボ1をご覧下さい♪
すみません全編広角レンズの撮影です<(_ _)>
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まずは先日、完成したA110 1300VCのオーナー様も
今回のターボ1のオーナー様もこんなに長い期間仕上げがかかってしまい
ましたが、じっくりとお待ち頂き本当に感謝の管理人です。
この場をかりて・・・
ありがとうございました<(_ _)>
このサンクは長期間乗らずに置いていた個体でした。
前オーナー様から譲り受けた時は外装は悲しい状態でしたが
随所に見えるオリジナル度、内装もなんとかセーフ(それでも
あれこれ加修しておりますが)という印象でした。
これは外装を仕立て適度に手を入れたらいいターボ1になる!
という確信の元、作業を開始した次第ですが、「絵」を描いた以上にいい
サンクターボ1になったかと思います。
外装と、優先順位を決めての機関のリフレッシュが主な作業となります。
機関はブレーキ回りはフルOH
水周りはラジエター、ウオポンを始めホース類一新、配管類仕上げ~
電装品はオルタ、セルのOH,コード、配線類など
エキゾーストマフラーの仕上げ、エンジンルーム、フロントフード内仕上げ~
メーターのOH~(後程UP)
他、多岐に及びますがざっとこんな感じです。
それでもある意味初期整備をした程度なんです。
旧車を(ある程度のレベルまでと言えど)初期整備でも相当の費用と
時間がかかるのです。
特に長期間動かさなかった車になると尚更であります。
外装はオリジナルカラーにてリペイント、派手な修歴や大きな改造も
受けていない個体なのでスッキリと。
ホイールもリペアし当然タイヤも新調しています。
サンクターボのホイルは専用タイヤしか履けず高い出費となります。
ドアとリアウィンドウに「TURBO」のデカールを貼ればまんまショーに
展示されていた当時のターボ1の感じじゃないでしょうか。
内装は基本張替えはしてませんので画像で見るよりヤレ(褪て)ておりあますが
なかなかこの程度の内装の「1」も少ないでしょう。
デビルマフラーは高回転まで回すとタマランサウンドでした。
蘇ったターボ1
嬉しいなぁ。
以上!
お疲れ様でした!
続いてメーター修理のお話し~
ターボのメーターはこんな感じ。
6~70年代のメーターはある意味修理OH,レストアはやりやすいと言えましょう。
この年代の車はチトやっかい。
針はまず100%反り返り、上面のアクリルに接触し引っ掛かり
針が動かなくなります。
針を炙り修正し、またアクリル面を少し浮かす工夫をしたりです。
この個体も過去に炙られ(笑)針も褪せておりました。
速度計が動かなくなり(針の問題では無く)この際だから針の交換
も含め、計器屋さんにOHに出しました。
修理を終え戻ってきたメーター
計器屋さんからはオリジナルの部品が揃わず基盤は他車の流用し
ギアは作成したそうです。
これが元の基盤
針は軸の部分が作成出来ないそうでオリジナルの針を利用し
作成してもらいました。
戻ったメーターを取り付けましたがスピードメーターは作動せず。
ターボ2はケーブル仕様ですがターボ1はセンサータイプです。
OHしたスピードメーター用にセンサーを計器屋さんから送ってもらいました。
(元のセンサーでは(オリジナルの配線では)OHしたメーターが感知しない)
マグネットを埋め込むベースの製作から~
このようにハブの裏に取り付けます。
(仮組み状態、手前のセンサー用ベースも製作しています)
センサーを取り付ける位置により反応が変わるので何度も
位置調整をしました。
元もオリジナルの配線だと作動しないので配線側も手直し~
これが取り付け完了の状態です。
ホイルをクルクル回しスピードメーターの動きを確認し今日の試運転でした。
エンジンルーム画像をUPしていませんでした。
以上、サンクターボ1赤でした!