いろいろ書きます

古い車の洗車について~

2008年12月26日 | いろいろ書きます


今日は「洗車の仕方」をUP!

以前「古いイタ・フラ車購入の手引き(KIモービルの場合)」をUPして
そのうち「古い車の乗り方や、洗車の仕方などの実践編を~」などと
書いておきながら随分ご無沙汰しておりました^^;

以前、ある程度書いていたものをまとめましたのでご覧下さい!

「洗車の仕方(僕の場合)」

ここで紹介するのはあくまでも旧車の洗車の仕方であって
新しい車の洗車の場合と大いに異なります。
また「洗車」と申しましても、さらっと綺麗にするから、ワックスかけて
とことんやるで!まで様々です。
車の汚れ具合、洗車を施す時間もありましょう。
僕の経験や考え方のアドバイスなので気軽に読んでください。

今から20数年前、僕は1972年式の911S、通称ナローと
呼ばれる古い車を買ったわけです。もちろん初めての旧車でした。
乗り方も判らなきゃ、洗車の拘りも無く、今考えれば錆びて当たり前
壊れて当たり前の維持管理だったように思います。
ショップさんや先輩方のアドバイスなどあの時にあれば
あのナローはもう少し綺麗な状態を保てたんじゃないかと思います。

汚れれば、洗車場で高圧でバシバシ水をかけ、シャンプーをして
またジャブジャブ~
時には出先のスタンドで、洗車機にかけて洗ってもらってました。
また、当時から綺麗好き(?)だった僕は時間があれば、磨きまくって
いたのです。白いボディだったので水垢が気になり、どんどん荒い
コンパウンドを使い始め、終いにはエッジは塗装が薄くなり
そして、水ぶっかけ洗車により、みるみる錆が発生してきました。
もちろん、その車のリペイントは今で思うとあまりいい塗装で
無かったのも一因でしょうが錆びの発生を早めたのは
間違いありません。

1)軽めの洗車

まずその車の塗装状態がまずまずであること。
基本的に、しっかりと磨かれたボディ状態の車が少し汚れ、または
置いてあるだけで埃をかぶっている状態の洗車の仕方です。

KIでも、店内に展示しているだけでも埃や汚れは付着します。
ですので定期的にこの方法で綺麗にします。

・バケツにウエスを数枚入れ、軽く絞ります。
少しびちゃびちゃのウエスで屋根、ボンネット、トランクなど
いわゆる上面(側面には埃は乗らないものです)を、一方向へ
埃を浮かすような感じで拭きます。
この時、ウエスは4ツ折にしておけば8回利用できます。
そして固く絞った綺麗なウエスで拭きあげます。
もちろん、ウィンドウや、ドア上部やバンパーなどもやれば出来上がりです。

基本的に埃や汚れた面を同じウエスで何度も擦るのは
良くありませんので、綺麗なウエスの面を使うのがキモです。

・下地状態(磨きがしてあるボディ)が綺麗であれば
この作業にプラス、ワックスがけを行います。
ワックスが効いている、艶がまだ十分あるのであれば必要ありません。
最近では液体の少し汚れを落とす成分も入っている拭き取りが簡単な
物がありますので固形よりもそちらの方がお進めであります。

2)ハードな汚れには

泥道を走ってしまった。雨天に走行した。
長期間綺麗にしていない~など、結構、汚れてしまった時の洗車の仕方

・タイヤホイルもドロドロ、下回りも泥だらけ~
こうなると、ウエスでさらっとでは、やりようがありません。
バケツで何度もウエスでも可能でしょうが大変です。
この場合はホースで水を僕はかけてしまいます。ただ普通の洗車と
違うのは腰下より上は水をかけません。ホースを手に持ち、ウエス
で水をかけながら汚れを落としてしまいます。
(腰下とはタイヤの高さ程度、ドアの半分程度です)
ホイルハウスや下回りは少し強めに水をかけ、汚れを落とします。
腰上は先ほどの軽めの洗車の方法と同じです。
ただ、よりビチョビチョ度を高め、汚れを落とし、拭きあげるの流れです。
タイヤやホイルはホースで水をかけながら洗います。
汚れが酷い場合はシャンプー系で洗ってもいいでしょう。

ここで重要はポイントと申しますか、新しい車の洗車と違う所は
腰上には水をかけない、ここがポイントです。

特に融雪剤を撒いたところなどを走行してしまった場合は
下回りを良く洗っておきましょう。

結局のところ、雨天に乗らない方がいい!も同じなのですが
旧車はドアの上から、ウィンドのモールから、トランクやボンネットの
溝から水が浸入し手の届かないところや、見えないところに
どんどん水をかけてしまうことになります。
今の車と違い、錆びやすく、水抜きも完璧ではなく、またゴムの
劣化などなど~
酷い汚れというのは腰下がメインですのでこのやり方でOKです。

旧車の洗車は出来る限り「水」を使わないのが理想です。
しかし、酷い場合はそうもきません。

雨天走行し、後日、このような洗車をされる場合、出来れば各開口部
を開け、ドア裏や、トランク溝など、水気をしっかり取りましょう。
また、室内に湿気がたまらないよに、風通しを良くしてあげて
フロアマットなども乾かすとヨロシイかと。

プラス、ワックスなどはその時々で。

3)本格的な磨き

水垢がつき、輝きも無くなり、ワックスをかける前に下地まで
やらなきゃならない場合

・やはりプロの磨きを1度やってもらうのが一番だと思います。
○○コーティングのような加工をしてもらうと、もちろん
汚れが付着しにくく、洗車も簡易的な作業でしばらくは大丈夫です。
ただ、旧車にも慣れている業者さんを選んだ方がいいでしょう。
磨きは結構な金額ですので「そんなんに高いのか、、、」と思われるかも
しれませんが後々の手間や、ボディの維持を考えると安くつくと思います。

洗車オタクさんであればいいですが、正直ハードなコンパウンドや
オモチャのようなバフでの素人作業は予期せぬ傷や塗装を逆に
傷めることも多いです。
ですので、コンパウンドが多少含まれるワックス程度にしていたほう
が無難です。

色褪せ褪せ中古車の磨きなどは色々な作業方法が記載してある
雑誌なども多いかと思いますのでここでは記載致しません。

                 ・

とりあえず今回はここで終了。
次回は錆を防ぐための処置また保管の仕方、そして旧車の
乗り方なども書きたいと思います。




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