いろいろ書きます
小樽まで
2011年10月10日 | いろいろ書きます
次男の応援に行って来ました。
親ばか日記
昨日はスタッフがたまたま全員が休みが重なりました。
次男の弓道大会が小樽で金曜日から三日連続で行われているので
最終日くらい応援へ行こうと思い僕も休みを取りました。
実は息子の弓道をしている姿はまだ一度も見たことが無かったので
一度観戦したいと思っていました。
当日、晴天に恵まれ妻と三人でシトロエンに乗り込み朝早く出発、小樽へ向かいました。
小樽公園弓道場という緑の多いところが会場です。
大会が始まるまで僕ら夫婦は公園などを散策していました。
しばらくしてから試合が始まりました!
じっくり見てましたが、最初ルールが解りませんでしたがそのうち
少し解って来ました。
なかなか面白い。
矢が的に当るとパン!といい音がして応援している生徒らが
「ヨシ!」と掛け声。
静かなスポーツですがジリジリと選手らの緊張感とプレッシャーが伝わる。
4本的に命中すると拍手するようだ。
女子達の袴姿も可愛い^^
ようやく息子の順番が来ました。
今日は団体戦でした。3人一組で戦います。
見てるこちらはハラハラドキドキ
あんな真剣な眼差しの息子を見るのは初めてでした。
近いところで見たのですが最初は似てるけど違う生徒だな~と思ったくらいです。
2年になり部長に任命され前日の結果は散々だったようですが
今日は僕の応援のお陰で?最初の出番では4本とも当りました。
午前の競技が終わり、予選では1位通過で午後に四校とリーグ戦(決勝)となりました。
リーグ戦では初戦で一番強い高校と当りました。
途中までは引き離されましたが、最後の一人が命中させ3人の合計本数が
同点となりました!
同点になるとPK戦のように各自1本づつで戦います。
試合は縺れましたが最後は残念ながら、敗れました。
その後の試合は初戦の結果が響いたのか4位に終わり表彰台には
上がれませんでした。
今回、上位2高は全国大会へ行けると聞いていたので少し残念でしたね。
試合が終わり、車で待っているとガックシの息子が車に戻ってきた。
正直かける言葉はありませんでしたが来年また試合はあるそうなので
次回リベンジして欲しい。
聞けば公立高校で唯一勝ち残り、いわゆる弓道専門の先生も居らず
何から何まで生徒で部活動をしているそうだ(顧問の先生はいますが)
今日の後輩達の生徒達も自費で小樽まで応援に来ていると聞いた。
そんな環境の中、全道で4位は立派な成績だと親ばかな私は思いました。
部長という立場も、彼にとって重圧だったのかもしれません。
とても悔しい結果だったようだが、この「負ける」という経験は
彼にとって一つの「いい経験」として人生の肥やしになればと思うのです。
部長という責任も経験せねば解りません。負けないと負けた悔しさを
経験出来ません。
心の痛みも身体の痛みもこれからどんどん経験する事になります。
そして少しづつ強く逞しくなって欲しい。
負ける痛み、寂しい心も解る人になって欲しいと思います。
人生、勝てる事なんて少ないもの。
悔しくて辛くて寂しくて・・・なんだかなぁ~と思う事ばかりだからね。
道に迷い挫折もあるだろう。
でもさ、それでも生きていくこと。
ちょっと面倒な時もあるけど、嬉しい事も楽しいことも癒される時も
これまた沢山あるんだな。
やってて良かった、続けてて良かった、乗り越えて良かった。
どんな事でもそう思える瞬間がある。
しぶちん
PS
袴姿で背筋を伸ばし、静かに弓を引き的を見つめる君は凛々しかった。
いつもの家で見る君より大人びて見えたよ。
カッコ良かったぞ。
いつも応援しています。
次男へ
おとーさんより。